年始めの「消防出初式」の由来は?そして1月26日には「文化財防火デー」が。

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年末年始は、火気を扱う機会が増えるため、火災が発生しやすく火事のニュースが後を絶ちませんね。



この時期は、空気が乾燥し、暖房器具を使う機会も多くなることから、火災が非常に発生しやすくなります。



また放火火災を防止するためには、住民と地域が一体となった取組が大切です。



年を越すと年始の恒例行事として各地の自治体で消防職員・団員のかたの「消防出初式」がありますよね。



消防車両がたくさん出動したり、一斉放水をしたり、はしご乗りをお披露目したり、よく見かけるあれです。



「消防出初式」は消防に関わる人たちの、年頭にあたっての決意表明ってとこですかね。



今では、新春の恒例行事のひとつとなっています。

この消防出初式はどのようにして始まったのでしょうか?





消防出初式の由来は?


消防出初式の始まりは、江戸時代前期の万治2年(1659年)にまでさかのぼります。

明暦3年(1657年)に江戸に大火が起こりました。

時の老中稲葉伊代守正則は万治2年1月4日に常火消を率いて

江戸の上野東照宮前で出初を行って気勢をあげ、

被災し困窮していた江戸の住民に大きな希望と信頼を与えました。



このことが契機となり、次第に儀式化され、全国各地に波及し、

お正月の恒例行事として今日の消防出初式に受け継がれています。



1月26日には「文化財防火デー」が


そして1月26日は「文化財防火デー」となっています。

この「文化財防火デー」は昭和30年に定められました。



きっかけは奈良の法隆寺で昭和24年1月26日早朝に、金堂壁画が焼損しました。

また、同年2月には愛媛県の松山城の筒井門など3棟、6月には北海道の松前城の天守など2棟が焼損しました。



これらの火災を教訓に、貴重な国民的文化財産を火災、地震、その他の災害から守るため、

文化財施設への立ち入り検査や訓練などを実施し、文化財を守る運動を実施しています。



長い歴史の中で先人たちが守ってきた貴重な文化財を火災等から守り、将来に継承していきたいものですね。




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